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vol 10 リーダシップ

 

毎回の文字化け申し訳ないです。また一部の方々から文字が小さすぎて老眼鏡が必要だとのご指摘を受けました。ようやくコツなるものが掴めてまいりましたので今後は大丈夫かと思います、また何かありましたら何なりとお申し付け下さいませ。以前から暖めていた想いをこれからできるだけ多くコメントできたらと思っております。

 

何かのプロジェクトを行う時、どのように「伝えて」いかに参加意識を持ってもらうか?これですべて決まってしまう気がする。みんなの意見を聞いたり、話し合ったり、そうやって、みんなで創り上げていかなければいけないのは、当然なんだけど。

やっぱり、まずその前に、そのプロジェクトのリーダーが、どんな想いを持って、何を目的に、何を目指してやろうとしているのか?


それを語るのが最初だろう。

それぞれの温度は違って当然で、いかにそれを理解してもらい、みんなの意識をあげてくか?またその温度を少しずつ合せていき、「よし!やるぞー!」みたいにしていくか。宮大工で有名な方の話で、「棟梁の大きな仕事は、人に仕事をしてもらうことにあります。どんなに腕がよくて、木の癖を見抜くことができても、自分一人では建物は建たんのです。一人では、柱一本持つこともできませんがな。」「大きな仕事は人の考えを無視して、支配する力だけではできないんですな」完成されるすべての責任は棟梁にあるんです。」

 

この世界には、「百論をひとつに止めるの器量なき者は慎み懼れて座長の座をされ」という、棟梁のリーダーシップを戒める口伝があるそうです。また堅くなっちゃったけど・・・何かのプロジェクトにしたって、こうして物を創り上げることだって、会社を経営していくことだって、みんなで何かを成し遂げることなら共通していることだろう。これを成し遂げること・・・成し遂げられるように、みんなが協力してくれること、みんなが協力してくれるように「伝える」ことができること。

 

目に見える、形のあるものならば、その設計図や絵を。目に見えない、形のないものであれば、そのビジョンや計画を。そのイメージをどれだけ鮮明にして「伝える」かだろう。そこが難しい・・・でもそこが大きな違い。でもそれが未来を決めること。

僕達ももちろんだけど、みんなでそんなことも学んでいかなきゃいけない。

なぜって・・・「伝える」ことができる棟梁の数だけしか建物は建たないのだから・・・