外部環境が変化して行くとき、企業はその大きさに応じた変化を内部的にしていかないと生き残れないといつも思います。政治の世界でも最終的には「未来をどう創っていくか?」ということでしかないと思う。内部で揉め、一つの失言で大臣がころころ変り、政策よりも保身に回る政治や、お互いの足の引っ張りあい政治には国民も厭きれてしまいます。
何十年間続いている企業も、外部環境の変化に応じて、様々に模索して変化してきたからこそ生き残っているのだと思う。
管理部の佐伯が言っていた「チロルチョコ」の例のように、年間20個の新商品の裏には、年間2000個以上の試作品があって、試行錯誤の連続の中から、明日のヒット商品が産まれるって事や、「西川ふとん」のように、10種類の混ざった羽毛から、たかが3グラムの高品質の羽毛を選ぶのに8時間以上も座ったままで選択する精神や想いは、全てはお客様への信頼、満足を得る為に無心で行われている事。
だからそんな会社ほど、ビジョンという事業計画や志は変化していっても、その上にもっと大切な「理念」というものを明確にして、それを浸透されているのだと思う。
nambuなんかまだまだ20年そこらしか経ってないこんな小さな会社なのだから、
今から変化を躊躇したり恐れたりしていたらダメなのだと思います。
「昨日と言っていることが違う!」「今までとやり方が違う!」「今までは~だったから!」
過去がどうだったなんて関係なく、「未来をどう創るか?」のためには、何度でもひっくり返してゼロベースで考える風土をつくっていかないと!
南部より頭の固いスタッフが多いと、気がついたらどんどん遅れを取っている事になります。
そんな意味でも、ビジョンという「なりたい姿」と、理念という「普遍的な価値」を
少しづつ見出していくときにきていると思います。
いつも同じ事言っていますね。
幹部の皆様。「頭でっかちの、若年寄にならないで下さいね!!」